ep.5 メタ日本

演奏会が終わった翌日にライプツィヒに移動。2日間のレッスンを受ける。
アイゼナッハ→ミュールハウゼン→ワイマール→ライプツィヒと、フランクフルト以外の立ち寄った場所は、全てバッハ縁の地。これなら巡礼と胸をはって言える。
ライプツィヒはちょうどSpiel Messe(ゲームショー)の真っ最中。駅や街中で日本のゲームメーカーのキャンペーンを頻繁に見かける。恐らくコレの影響だったんだろう、市内の中級ホテルは全て満室。その上、バックパッカー向け安宿に至っても全て満室。恐らく前者はビジネスマン、後者はドイツのゲームオタク。そうに違いない。仕方がないので、少し離れたユースホステルを拠点とする。ユース滞在者にもゲームショー目当ての奴が多いらしく、エレベーターで話しかけられた。
ドイツ「君、日本人?」
自分「そうだよ」
ドイツ「やっぱりゲームショーに来たの?まぁ、東京ゲームショーに比べたら、規模は小さいけどね」
自分「…いや、違うけど」
外人の日本に対するイメージは「漫画」「アニメ」「ゲーム」になりつつあるんだろう。
写真はコスプレするドイツ人。