2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

新曲初演

今日ちょっと本番がありました。作家による新作は難しいが面白い! 普段のいわゆるクラシック音楽は模範回答としてのサンプルが溢れていて、私たちはそれらを生や録音で聞いたり、先人らの助言に従い、向かうべき指針を見つけることができるんですが。新曲は…

年金

社会保険庁職員、年金横領 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070624AT3S2301223062007.html 年金記録見つかるも時効 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070624AT3S2301223062007.html いや、当然この話は職員が悪いんだけど、どうも記事の書き方が、…

松田トシ

芸大奏楽堂、松田トシ賞受賞者記念コンサートへ。仕事の後だったので遅刻、3番目から。 ドン・カルロ、エボリのアリアを歌われた手嶋さんには、貫禄を見せつけられた。会場の空気を一声で変える、集中された演奏。 あと、チェネレントラを歌った中島さんのテ…

太陽

ソクーロフ:太陽 戦争の中にあり、まさに当事者にあるにも関わらず、あまりに無邪気で現実感の伴わない天皇と皇后の姿は、おとぎ話の登場人物やのようだ。人であって人で非ず、という描き方のように感じた。 佐野史郎は軽薄な雰囲気を出さなくてもいいだろう…

ファルスタッフ

一昨日、思い立ってチケット買いました。新国立劇場。 ヴェルディ:ファルスタッフ フォードのヴォルフガング・ブレンデルってもう50代半ばなんだ、衰えてるなぁ。いい声なんだけどね、もっといい声出せたでしょうって。 アラン・タイタスのタイトルロール、…

MET

メトロポリタン歌劇場ガラコンサート。 贅沢な面子。ドミンゴの演奏は隙がないな。年齢を経た表現力なんだろうか、今でも現役最前線。ルネ・フレミングはいい具合に声とレパートリーをスライドさせてますね。自伝にもあったけど、徹底した自己管理を感じます…

大日本人

ちょっと時間ができたこともあって、行って来ました。渋谷はQ-AXシアターへ。 松本人志監督「大日本人」 自分よりも的確な批評をする人間はごまんといるので、完結な感想を。 松本贔屓の自分でも、不満足と言わざるをえない。もっと僕ら観客を振り落とすくら…

死の都

午前の合わせの後、文化の資料室に。 コルンゴルド「死の都」 シュトラウス的な流れる旋律。しかも圧倒的に幻想的で美しい。まあ、美しすぎて冗長と言えば冗長なんだけどね。2場でルネ・コロ(役名失念)の歌うアリアからやられたな。しかもけっこう複雑なメ…

めしマンガ

いま連載中のめしマンガがいいな。 土山しげる「極道めし」 よしながふみ「きのう何食べた?」 の二つが。 土山しげるはもう「食キング」「喧嘩ラーメン」「喰いしん坊」と、めしマンガのベテランなんだけど、「極道めし」は特にいい。受刑者が食い物の話を…

路上のブッダ

最近暑い日が続いてますね。稽古場へ向かう途中にデイリーヤマザキがあるんですが、その軒先、街路樹の木陰に寝そべって漫画週刊誌読みながら、キムチ食べてる路上生活者の方がいるんですよ。何か悟りに達してないとできない諸行だなぁ、としみじみ思いまし…

寝具大事

騙し騙し続けてきた関係とは、そろそろ決別しようと思う。 俺の体を痛め続けたベッドをやめる準備として、敷マットを買いました。 今日から床で寝ます。