新曲初演

今日ちょっと本番がありました。作家による新作は難しいが面白い!
普段のいわゆるクラシック音楽は模範回答としてのサンプルが溢れていて、私たちはそれらを生や録音で聞いたり、先人らの助言に従い、向かうべき指針を見つけることができるんですが。新曲はあるのは楽譜だけ、作家ののイメージを理解、共有しないことにはコンパスさえ手に入らない。地図とコンパスを持って、さあ向かうぞ!というスタート地点へ到達するのが今回遅かったのは否めない。まあ、いかに普段怠けて自助努力を怠っているか、ということでもあるんですが…
いや今回の演奏が、作品が素晴らしかったという気をないんだけど、なんだろうかこういう感覚は。所詮は賽の河原の石の塔、いやそもそも積み上がるのか?生産性なんて欠片もないけど、希望(成功とかいう類いではない)がある限りやめられない。