死の都

午前の合わせの後、文化の資料室に。

シュトラウス的な流れる旋律。しかも圧倒的に幻想的で美しい。まあ、美しすぎて冗長と言えば冗長なんだけどね。2場でルネ・コロ(役名失念)の歌うアリアからやられたな。しかもけっこう複雑なメロディを苦もなさげに、端正に歌い回すんですよ。ルネ・コロ再評価。

コルンゴルト:歌劇「死の都」(全曲)

コルンゴルト:歌劇「死の都」(全曲)

あと、ハンプソンの「ドイツロマン派のオペラアリア集」なんか聞いたり。シュレーカー「遠い響き」のアリアが面白い。旋律が滲むように折り重なり、モーフィングのように姿を変えていく。楽譜がないのは残念。