ウィリアム・テル

西洋美術館に寄った後、文化会館の資料室へ。スカラ座によるロッシーニウィリアム・テル」のLDを観る。
ロッシーニって、ちょっと古典派の影響の強さと、俗気に溢れてる印象だった(多くの作品はまぁ本当にそうだと思う)。けど、このオペラは違う。グランドオペラという形式がそうさせたのか、全体に流れるドラマティックで重厚な音楽は、ドニゼッティベッリーニを越えて、もはやヴェルディ的ですらある。
これは名曲。未聴だった自分が恥ずかしい。

ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」 [DVD]

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ムーティの情熱的な音楽もよかったわ。