NHKニューイヤーオペラ

やっとG4にDVDドライブを設置したので、今までお預けだったリージョンコード0の奴等を片っ端から観る。
て、やってたらもう8時。忘れてた、7時からニューイヤーオペラだった。
幸田浩子らへんから最後まで。なんといっても堀内康雄が素晴らしい。1曲だけということもあって、惜しげもなく詰まった声と歌を聴かせてくれた。テレビでも、響きの質が違うのがわかるんだからたまんねえ。選曲もちょうどレパートリーからだったのも大きい。他の演奏者には、明らかにレパートリー外の曲を歌わされてる方達がちらほら。あれは奏者にも演奏会にもいいことがない。

曲が最初に決まってるなら、オーディションにするべきだし、演者が決まってるなら「じゃあ、何ができるか」って話になるわけで、どっちつかずの曖昧さが招いた不幸でしょうか。そういうつまらない所で質を下げるから、かえって秋川某の方が受けてしまう。誰の為に演奏するのか?小さな村内のネームバリューなんてどうでもよくて、本当にいいものを根気よく提供するのがいいよ。
と、少し愚痴ってみた。クラシック業界の先行きを憂いつつ。