ノーカントリー

友人と渋谷で食事して、その場の流れるままレイトショーに。

  • no country for old men

コーエン兄弟らしからぬほど、強くメッセージを打ち出した作品だった。
殺人鬼シガーを見ながら、「タクシードライバー」のトラヴィスを思い出す。理不尽な暴力性は、(アメリカや)私たちの抱え続ける病気(sick)の象徴かもしれない。抱えなければならないから、シガーは死なない。
それにしても、少し食べ過ぎた。アスホールとの闘いもスクリーンさながら、なかなかスリリングだった。