ジャンニ・スキッキ

プッチーニ作曲「ジャンニ・スキッキ」を聴きににイタリア文化会館へ行ってきた。500〜600くらいの座席は満席。
今回は、プッチーニ生誕150年ということで、イントロダクションとして、生前のプッチーニが映るフィルムを鑑賞したり、物語の概略やモチーフの説明などを演出つきで行われた。客席が近いことで醸される雰囲気。悪く言えば「緩い」なんだけど、ホームパーティのようで嫌いじゃない。
ダリオ・ボニッシのナレーションで本編が始まった。ダリオの演出を観るのは初めてだったが、音楽とテキストのツボを押さえた、オーソドックスでよい演出だったように思う。
「歌」と「声」で魅せる歌手が少なかったのは残念だ。そんな中、リヌッチョの方は出色でした。名前を後で調べよう。
本来は笛田博昭さんだったんだけど、急遽降板されたようです。笛田さんも聴きたかったな。