音楽の超絶技巧
- 初音ミクの魅力がオタクでない僕には分からないので教えてください
http://d.hatena.ne.jp/araignet/20071020
先に書いておくと、自分は初音ミクそれ自体にはあまり期待していない。しかしVOCALOIDにはまだ先があると思い、いちおう目の端に留めるようにしている。
ニコニコ動画に溢れる初音ミク作品、そのほとんどが聴けるレベルに達していない。なんというか、レゴブロックのオリジナル戦艦を見せられているような…例えがわかりづらいか…模倣を繰り返し戯れてるような、ね。そんな中から生まれるもんだと思うし、それはまぁいいんだけど…
で、そんな中、目に止まったのが初音ミクの歌う夜の女王。
http://nicovideo.jp/watch/sm1500585
コロラトゥーラソプラノの曲(まぁ超絶なテクニックを要するんです)を歌わせるのは、一つの方向としてはアリだと思った。
ジョン・ゾーンが「新しい音楽なんか存在しない。新しい機材があるだけだ」と言ったとか。先人達、リストやパガニーニがそうだったように、彼らは楽器の限界に挑んだ。VOCALOIDはそれこそ、歌唱の限界を容易く超えることができる。超絶コロラトゥーラや、完全無調な曲だって何だって歌えてしまう(質はさておき)。
人間の歌えない歌だったり、ソフトの限界に挑むような曲を聴いてみたいなぁ。と、勝手に思った次第。
まぁ、超絶だからイイ!ってわけじゃないのはわかってるけど、知らない楽器から聞いたことのない音が奏でられたなら素敵じゃない。
- アーティスト: モル(クルト),アライサ(フランシスコ),グルベローヴァ(エディタ),ポップ(ルチア),ブレンデル(ヴォルフガング),ロータリング(ヤン・ヘンドリック),バイエルン国立歌劇場合唱団
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2006/07/26
- メディア: DVD
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